スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

届かない慟哭34-3

ちょっとだけ頑張った!
↓からどうぞ。


ちなみに34-134-2です。







「・・・ああ、そういう見方をしていたのかね。確かに君の報告の視点は興味深かったし候補の一人ではあった」
白々しい、喉まででかかったその言葉を呑み込んで食いしばる。開発段階からその機体の候補は決まっていたに違いない。
遺伝子的に見てあの素材はデュランダルにとって至宝ともいえるものだろう。研究対象としても、彼の中の野望を達成するにしてもその存在が欲しかったに違いない。本気で欲しがっていたことなど巧みに隠しかなり前から計画的に包囲網を張り巡らせ機会をうかがっていたのだ。
すべては計画通りなのだろうか。ユニウスセブンのことも・・・。
だがさすがに誰もが想像はしていなかっただろうオーブ首長の結婚騒動、その後に起こったAAの行動はもっと予測のつけられない事態だったはずだ。さらにその後の戦闘行為停止の呼びかけ・介入・実力行使に及ぶ暴挙ともいえるテロ活動は特に。
しかしそれができたのもキラ・ヤマトがいればこそ。
だからこそキラの存在を確認できハイネを送り込めた。虎視眈々と狙っていたターゲットを手中に収めることができた。
相手のガードが綻ぶだろう一瞬を見逃さず目的を実行するために周りを固めていたのか?
遡ればアスランをFAITHにしたことにも意味があるのだろう。アスランがいなければ彼はある意味ノーガードだ。そしてあわよくば二人を手に入れられる、だがそれは万に一つの可能性だっただろう。ならば最初から狙いは・・・。



「・・・そしてまさか彼が乗ることになるとは・・・思ってもいませんでした」

言葉はない、が満面に近い笑みが刺さる。この結果に満足している様子がありありと見える。こんなデュランダルは初めてだ、いつもは靄が掛かったようになっていて見えない心のそこ。しかし今は喜色に頬が緩んでいた。
(・・・悔しい・・)
そう素直にレイは思っていた。こんな顔を自分に向けて欲しかったのだ。
彼の考えは奥深くて理解できないこともある、けれど意向を正確に汲み彼の望むように行動できるのはきっと自分だけだ、そう自負していた。それも自惚れだったのか。
(本当に欲しがっていたとは・・・)
想像できなかった、こんな風に手元に置くとは。だがどんなに拒んでも嫌がっても彼はもう来てしまった。アレに乗ってしまった。
(手に入れたが最後、彼はもう)
ここに至るまでの彼の身辺にどんなことがあったのだろうかと考えないでもない。
オーブの代表であるカガリの意志をたて不利を通りこした無茶で無謀な作戦を遂行する陰には相当な決心があったと推察できる。しかしその意思を貫くという心構えがあったはずだ。
なのに、その人物が今はザフトの機体に乗っている。自分の意志を転換させてまで?いやそんなことはありえない。
(何をすれば・・・ああなるのかなど・・・)
レイの想像通りならば、デュランダルは彼の意思を捻じ曲げ手元に置いたと思える。その方法はその人自体を破壊しかねない。
それを承知でデュランダルは。
「怖い人ですね」
レイの呟きを聞いてデュランダルは嗤う。
そこまでして欲しいのか?

やはり底知れぬ闇が彼に巣食っている・・・背筋がぞくりとあわだった。






あ~これはイカンかも・・・う~ん・・・でも晒しておく・・・。
スポンサーサイト

theme : 日記
genre : アニメ・コミック

Secret

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

Entry

カテゴリー

最近のコメント

最近のトラックバック

ブログ内検索

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSフィード

Profile

否妻ぴかり

Author:否妻ぴかり
基本的にLINKフリーです。貼るも剥すもご自由に。
コメント・TBお気軽にどうぞ、できるだけお返しします。
現在コメント・TBは管理人の承認以後表示するような設定になっています。

Counter

Link

月別アーカイブ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。