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地球へ…Section23「地球へ」感想

次で最終回だったのね・・・OOのナビの後に最終話の放送があると思ってた私。
あら~。もう一回となると寂しいですね。

さて、後半戦はどうにもキース中心に進んできたと思うのですが、ジョミーにはナスカ以降かなり達観した、というかどうして地球に焦がれるのかという気持ちの正体にブルーの遺志とともに真に気付き、それが自ら選んで生きるということに不可欠な選択と感じたから一心に地球を目指した、それがようやっとこの回で出たな、と言う気がしますね。

体制を打破できるミュウの可能性という答えをナスカでも得ていたし・・・ジョミーは意志を強く持ち続けられたと思うんですよね。
まずは原点に還るという意味。
「遠い星で別の生き方をしてもよかったのだ、でも青い地球を思うとき、胸の焼け付くようなこの渇望はおそらくマザーが植えつけた意識。だとしたらマザーは・・・」

回帰するようにミュウにも、人類にも植え付けられたもの。
それは同じものから生まれているという証拠でもある。
ミュウも人類にも地球に回帰して求めることで青い地球を求めそれぞれの方法で再生を図れと訴えていたのではないか?
赤い地球を見たとき、ジョミーはそれを完全に理解したのかも知れませんが。
だから過去は変えられなくても未来は築けるはず、自分で歩き出す一歩を踏み出すならばやはり原点で何があったのかを知るべきなのだと強い意志を持って貫いてきたのだと思うのですね。だからどんな犠牲を払ってもジョミーは立ち止まらなかったのかな、と思えるのです。


それに対しキースは、マザーに導かれていても迷ってばかりだったのだと思います。
印象的な言葉がたくさんありました。
Gマザーの膝元に向ったキースとジョミーの会話
「マザーに愛でられしものか」
「昨日まではな」
とか・・・。
キースにも意識の変化があるのだけれども・・・キースという個人と国家代表としての自分の間で苦悩しているのだと思えますね。


キースも二つの人種(というべきなのか)の間にマザーの意思で生まれたもの。ジョミーと同じ立場なのですよね。迷い、人類とは違うミュウの存在を恐れなぜ彼らが存在するのかを疑問視しここまで来たのです。マツカという存在を体制に反して手元に置き、キースなりに可能性を探っていたに違いないと思えます。
マツカはミュウではあったがその存在を現体制の中においても何も変わらなかった、むしろ理解しあえた、という答えをマツカとの生活でキースは得ていたのかもしれません。
ならどうしてミュウを敵視したのか、本当に不必要なら「生まれる前からその因子を排除しなかったのか」という疑問が生まれるわけですね。
その答えをキースはGマザーから聞いたようです。

だがそれを聞いて尚、キースはこのシステムが必要と感じたのは、人間というものが欲望を抑え切れないものであり、その根底には他人の本質を本当には理解できないことを見てきたからだったのだと思います。
これでもしGマザーという存在がなくなれば人類は統制の取れない欲望のまま生きるものになってしまうだろうという危惧があったのだろうと思います。
だからこそ、ミュウの指導者が自ら先頭に立った場合もし彼に何かがあった場合にどうするのかが疑問でフィシスに訊いたのだと思いますね。その道標がなくなった場合、人類は立ち行かない、しかしミュウは・・・?という疑問。
フィシスから得た答えは「意思を受け継ぐ」という今の人間同士にはない思想であった。
意思を受け継ぐということは相互理解がされないととてもではないが無理だと思えます。


ジョミーとの対話の中で
「何故キミ達は我々を理解しようとしない」
「ミュウ同士だって理解しあえているわけではあるまい」
「そうかもしれない、でも手を取り合うことは出来るはずだ」
「理想を聞かせるためにここまで来たのか!」
人類には理想でしかないそれもミュウはその力によってある程度心を読める・・・心や気持ちを曝け出して尚築いていける相互関係があるんですよね。だがミュウのようには人類はなれないしSD体制が蔓延してしまった今では人類同士が分かり合うことよりもマザーへの依存が高くなってしまったため相互理解というものはかなり難しくなっているのでしょうかね。
身をもってそれを知っているキースは理想は実現化しないと言い切ったしそれが出来るミュウを認めれば人類の尊厳に関わるというのかもしれません。その因子を持つミュウの誕生を認めるものが確かにあるからキースや人類が新しい人類を容認することで今度は人類の存在が危なくなると無意識に警鐘がなる・・・。
キースは本当はマツカを通して相互理解が出来るとわかっているというのにね・・・自分の生まれもまたフィシスと同じでありミュウも人類も根っこは同じであるともわかっている。
しかし人類の代表としてキースは己の様々な欲望を抑え自分が人類のために生まれてきたその運命を受け入れて、今の体制が人々に植え付けられた(のだろう)地球への回帰という気持ちを維持しなから、地球自身の再生に一番近い方法なのだと信じて譲らない、それが人類の未来を築くものなのだということなのですね。

しかしキースとしてはミュウを認め始めている。
それがジョミーにも伝わって憎しみの気持ちが生まれないのではないでしょうけど・・・なのでトオニィが犯してしまったことマツカとのことをキースは「手駒だ」と言いながらも・・・涙を流す胸の裡もジョミーには曝け出せたのだと思うし。
そしてここでキース個人としては本当に理解し会えるなら二人を分け隔てなく受け入れていた(幼い)サムの存在があればよかったとか思ったかもしれません。逆行してしまったサムは支配を受けない分自由に思いを語り自分を曝け出しお互いを結ぶものになったかもしれない、受け入れることができたかもと感じていたかもしれません。でも、そのサムももう死んでしまったのですよね。
深いところでお互いの存在を認めた二人、しかしサムが死んだようにそれを許さない体制とお互いの立場が目の前に聳え立つ・・・。

次回はとうとうGマザーとの対決、そしてキースとジョミー・・・お互いもう一人の自分と戦うともいえる最終決戦があるのでしょう。

原作どおり?に終わるような気もしつつ・・・最終話のラストのコンテの一部は竹宮先生の案が生きていて先生自身コンテを送ったりして??製作に関与したらしい?ので・・・どんな結末と未来が待ち受けるのか、大変期待しているのでありました。



いい忘れましたが。
スエナに送ったキースのデータは、これまでのSD体制や自分の出生についての裏舞台的なものだと思います。
真実を知ること・・・
そして考えろということ・・・それを提起するためにスエナに託したのだと思いますね。
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theme : 地球へ…
genre : アニメ・コミック

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