2006年11月25日 21:49
サブタイトル長すぎて上に書けなかったのでここに。
「我が血統の永遠なる鼓動がためこの血の総てを捧げんことを」
なが。
過去。転化して今と同じ赤い服のジロー。イヴとの幸せな時間。
ウィンドーに飾られてある熊のぬいぐるみを気に入った彼女でした。でもそれが店主の孫の大事なものだと知るとあっさり身を引きました。
温かく彼女を見守るジローに寄り添って街道を歩く二人、そんな想い出で始まった今回。
特区ではザザの銃弾を受けて水中に沈んでいくジローを助けに危険を顧みず飛び込んだミミコ。
勝気な微笑がミミコの心境を表しているよう・・・。人間としてジローに出来ること、自分が出来ることを精一杯してやろ〜じゃないという気概が見えます。
差し出す自分の喉元、その迫力!
どう考えても据え膳だ!行っとけ!
本能でとも言うべく行動でジローは血を吸い・・・彼を回復させたミミコの行動はジローを決意させカーサとの決着に向わせる。
セイの力を借りてカーサにたどり着いたジローは、その血を断つべく銀刀を振るい対決する。
そんなジローと「血」で繋がったミミコは共鳴効果で、ジローら兄弟の宿命を知ってしまう。
賢者イヴが香港聖戦で死んだ遺灰から生まれたジローはまさしく真っ白であり、成長した時にジローが受け継いだ血とともに総てを捧げる運命である、それがジローのもつ「血」であること。
いつか来るその時、ジローがいなくなった後のコタロウの友達を作っておきたいがために特区にきたこと。
コタロウの護衛者とはそういう意味だと知り、ジローが抱えている運命やそれを受け入れそのためだけに生きている、その達観振りにミミコは涙する。
ようやくジローとコタロウの抱える「血」の特殊性がわかったわけです。将来コタロウの餌になるために生きていると断言するジローですが。
彼の献身もやはり過去のアリスへの思慕や自分の身を犠牲にしても
彼女の記憶や血や能力を持った人を復活させたい。
その「血」へのこだわりよりジローはアリス個人への拘りが強いように思います。そのために総てを捧げたい、といった情を感じました。
深くて切ない、愛なのでしょうね。
自分がいなくなっても淋しくないように、そんな気持ちが友人を作りにきた、という理由でしょうか。ジローもまた人間・吸血鬼と頼りになる友人がいるそのことが彼を助けてきたでしょうから・・・。
そのためには九龍チャイルドを生かしてはおけない。
自分がいなくなった後のコタロウの安寧を祈るなら、それらとの決着もつけておくべきなのだとジローは踏ん張ったのですが。
3ヶ月血を吸ってなかったって言うカーサとも結局は痛みわけという結果。彼女らはまた第11区にある九龍王の遺灰を狙って特区に来るのだろうと想像させる対決の終焉でした。
それにしてもカーサ・・・。どうして九龍の血を受けたのかって言うのは詳しくは語られずなんとな〜くわかったという感じでしたなあ・・・。その辺とか、過去は仲良く?やっていた頃もあったんだしもっと知りたかったかと思います。ザザやヤフリー君はどうなったのかなあ??
一応の決着がつき、ジローはミミコと同居。
それも陣内の陰謀じみたことから発した強行策がジローに発覚、責められる陣内。
あのミミコの部屋の爆破は上司のしわざ・・・ヲイ!
でもそこまでしてでも陣内はミミコとジローを組ませたかったよう。これには人間である自分の限界を感じた末の、陣内からミミコへの親心、という意味合いが強そうです。
また、ジローたちの特区移住を拒否していたセイやケインも彼らなりに「銀刀」として九龍王を倒したという過去の柵からジローは放たれるべきであるという意味合いで冷たくしていたのだそうな…奥が深いな。
ジロー…って皆に好かれてる〜賢者がそうであったからこそ、とも思えますけど、でも実際ジローって構ってやりたくなるそんな存在ですよね。
ともあれ、ミミコはジローたちの居場所となり、3人暮らしていくことと相成りました。
引越し作業中。
熊のぬいぐるみを嬉々として持ってくるコタロウに、ジローは幸せだった過去をタブらせる・・・。
もしかすると、ジローを食わずにコタロウは目覚めるのかもしれません。ジローの想いが深ければ深いほど…そんな「血」の奇跡があればいいなあと思わせるラストであったと思います。





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